この時代にみんながマイホームを買う理由は税金にあった!?

不景気と叫ばれている中、マイホームを購入する人が増えているのは不思議ですよね。しかしマイホームを購入するのは実はとてもたくさんのメリットがあるのをご存知でしたか?

賃貸物件と違い自己資産となるこのマイホームを手に入れると直近数年で比較すれば損をしたように感じるかもしれませんが、将来的に安泰となるのです。

まず住宅を買うとローンとは別に固定資産税が発生します。これは毎年かかる税金ですが、家の価値を建てる諸費用を別として部材や土地に対しての価値を国が算出し、資産としてどれくらいの価値があるかを決定します。

そしてその家の資産に計算式を照らし合わせた金額が固定資産税となります。しかし年月が経てばもちろん家の価値も落ちます。つまり固定資産税も定期的に見直され、下がることがほとんどなのです。将来的にローンを払い終える頃には固定資産税も微々たる金額となります。

しかし賃貸の場合は固定資産税はかかりませんが毎月一定の金額を家賃として納めなければいけません。この家賃が値下がりすることはほとんどなく、なおかついくら払い続けてもその家が自分の資産になる事はありません。

その点マイホームを購入すると固定資産税は下がっていき、ローンを払い終えた老後には家賃はかからず税金も安く済むので家を買う人が増えているのです。なおかつ住宅ローンを組むと所得税控除も適用されるので、一度払った所得税が年末調整や確定申告により返還されます。

その返ってきた所得税を固定資産税の支払いに充てる人は増えています。

さらにあまり知られていませんがローンを組むときに夫婦で割合を決めて連帯債務でローンを組めば、夫婦どちらも所得税控除を受けることができます。ご主人ひとりでローンを組むと奥さんが働いたとしても所得税控除を受けることができません。

連帯債務者として奥さんにも何割か負担しているという契約をすれば実質所得税を払っても全て返ってくるのでマイホームを買う際には夫婦連帯債務にするのをオススメします。奥さんの連帯債務の割合としては収入から考えて2割から3割程度に設定する人が増えています。

所得税が上がるとニュースで取り沙汰されても一度収めた税金が返ってくると思うと気分もラクですよね。こういった理由から最近マイホームを購入する人が増えているのです。

知ってみると家を買うのは賢い選択肢だというのが分かりましたね。結婚すると次は住む家を探す、そして子供を作るという段取りを組んでおくとお金の計算もしやすくなるでしょう。税金の豆知識としてぜひ覚えておいてください。