保険をかけるメリットは所得税にも関係があるって本当!?

生命保険や介護保険など様々な保険がありますが、無保険で生活すると急な病気や入院のときに多額の出費が必要となり非常にリスクを伴います。

医療保険などに加入しておくと年末調整や確定申告時にいくらか控除されるので、例え微々たる金額でも毎月保険としてかけておくと非常に安心できる上、いくらか所得税や住民税が軽減されるのでぜひ保険に入るのをオススメします。

どうやって保険料控除を受けるかと言うと、生命保険や医療保険に加入しておくと11月ぐらいに支払い証明書というのが自宅に届きます。それを年末調整時に会社に提出、もしくは確定申告時に一緒に提出するのです。

生命保険最高4万円、介護保険最高4万円、個人年金最高4万円の合計12万円までが控除対象額となります。

だいたいの生命保険が生命保険料と介護保険料を分けてくれるので上限として毎月8万円までなら実際払った金額で、また毎月8万円以上であれば最高額8万円に対して収入による計算式で収入により決められた割合を控除され、住民税も同じく収入による計算式で決められた割合を控除されます。

つまり生命保険や医療保険に加入しているだけで住民税や所得税を返還してもらえるのです。さらにこの控除の場合、ご主人名義だけでなく子供の学資保険兼医療保険など子供名義の保険や奥さんの契約の保険でも控除対象となります。自分のだけでなく年末調整時には家族全員の分を持っていきましょう。

もちろん奥さんも働いている場合は奥さんの名義の分は奥さんの会社に提出し、奥さんの分の所得税控除に利用するのも賢い選択です。もしも年末調整までに支払い証明書を紛失したり届かなかった場合は会社から発行される源泉徴収票を持って確定申告に行きましょう。

所得税だけでなく住民税も軽減されるとなると保険に加入するのも前向きになりますよね。もちろん他にも地震保険も控除対象となるので、マイホームを持っている人はぜひ地震保険にも加入しましょう。残念ながら車の保険と火災保険は控除対象外ですが、何かあったときのために加入しておくのをオススメします。

所得税がこれから増える可能性があるので、こういった保険に加入して支払い額を減らすことがお得ですよね。

ただし生命保険と介護保険は合計8万円以上の場合はいくら申請しても同じなので、ただ払えばよいというわけではありません。しかしこの機会に個人年金も最高で4万円控除対象額とされるので積み立てるのも検討してみてください。老後のことは誰にも分かりません。賢く生きるためには自分で知識を付けていくほかないのです。